2008年6月7日土曜日

空間情報総括監理技術者認定試験


地理空間情報活用推進基本法の運用を想定して、業界団体である日本測量協会が認定する資格として空間情報総括監理技術者資格があります。できて間もないため有資格者は現在60人程度です。今年、受験資格ができたので会社から受験するよう勧告がありました。受験にかかる費用は自分で払わなくてはなりません。試験(筆記、口頭の2回)は、東京です。まさか日本測量協会が航空会社とタイアップしていることはないと思いますが、マイレージ(自分はしていませんが)がたまるような仕組みです。博士又は技術士と
測量士が最低の受験資格なのでハードルは低くありません。ただ、この受験資格条件の設定は、日本測量協会が”他人の褌で相撲をとる”的な部分がありしっくりきません。それだけこの分野の歴史が浅く、世間での認知度が低いためでしょうか。日本そのものが測量を軽視しているとも考えられます。欧米で測量士の資格は、医師、弁護士と同じ程度の資格であり、職業資格です。ただし、資格をとるのも同じ位難しいのは事実です。
また、国内の土地家屋調査士のように地域内の有資格者数を設定・制限しているようでもあります。
夏がきますが、今年も暑い夏になりそうです。

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